令和4年度日本歌人クラブ各賞


 第13回     日本歌人クラブ大賞

 第49回 日本歌人クラブ賞              決定のお知らせ

 第28回 日本歌人クラブ新人賞

 第20回 日本歌人クラブ評論賞

令和4年度の日本歌人クラブ四賞は、選考会議において下記の結果に決定いたしました。

 

日本歌人クラブ大賞は本会の伝統と蓄積を反映し、地道に励み、斯道に貢献している歌人を顕彰するため設立したものです。日本歌人クラブ賞は、中堅・ベテランの歌集を対象にしています。1955(昭和30)年創設の「日本歌人クラブ推薦歌集」がその前身です。日本歌人クラブ新人賞は60歳未満の作者による第一歌集が対象です。日本歌人クラブ評論賞は、歌壇で唯一の短歌の評論集と研究書を対象にした賞です。

 

各賞受賞者には正賞の賞状並びに副賞として賞金10万円が贈られます。授賞式は5月28日(土)の日本歌人クラブ定期総会の席上で行われる予定でしたが、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、同じ日に都内にて関係者のみで小規模に開催する予定です。

みなさまのご理解とご協力をお願い申し上げます。


第13回

日本歌人クラブ大賞


【受賞者略歴】

1944(昭和19)年、山梨県甲府市生まれ。早稲田大学政治経済学部卒。歌誌「りとむ」主宰。日本歌人クラブ名誉会長。山梨県立文学館館長。宮中歌会始選者。日経歌壇選者。

 

1978(昭和53)年、歌集『水の覇権』で第22回現代歌人協会賞、2006(平成18)年、評論集『昭和短歌の精神史』で第14回やまなし文学賞、第17回斎藤茂吉短歌文学賞、第56回芸術選奨文部科学大臣賞、第4回日本歌人クラブ評論賞、第4回角川財団学芸賞、2009(平成21)年、評論集『啄木-ふるさとの空遠みかも』で第32回現代短歌大賞、2020年、歌集『遅速あり』で第54回迢空賞など受賞多数。

 

 

歌集に『やさしき志士達の世界へ』、『暦学』、『太郎次郎の東歌』、『上弦下弦』、など十三冊。評論集に『うたの水脈』、『正岡子規からの手紙』、『前川佐美雄』など著書多数。 

三枝昂之  

跫音を聴く  近代短歌の水脈(六花書林)

中心とした永年の功績に対して



●選考委員●

藤原龍一郎

黒岩剛仁

佐田公子

古谷智子




第49回

日本歌人クラブ賞


【受賞者略歴】

1943(昭和18)年、群馬県桐生市生まれ。1962(昭和37)年「形成」入社、木俣修に師事する。1966(昭和41)年群馬大学卒業後に上京し、以後38年間教職に就く。1993(平成5)年「形成」解散後、1997(平成9)年より個人誌「まづかり」を発行。現在、多摩歌話会委員長。

 

1976(昭和51)年、第3回短歌新聞新人賞受賞。歌集に『雪のこゑ』、『残堀川』、『馬頭苅』、『にしたま』など5冊。歌書に『歌人・吉野昌夫の世界』、編著に吉野昌夫遺稿集『定型の広場―歌は音楽、心の調べ』ほか。


●選考委員●

藤原龍一郎

今井恵子

生沼義朗

大西久美子

大森悦子

久保田  登  歌集

『手形足形

(いりの舎




第49回

日本歌人クラブ賞


【受賞者略歴】

1944(昭和19)年、岡山県生まれ。青山学院大学卒。1975(昭和50)年、中部短歌会に入会し、春日井建および稲葉京子に師事する。現在、「短歌」編集委員、選者。

 

歌集に『神の痛みの神学のオブリガート』、『オルガノン』、『ガリバーの庭』、『草苑』、『デルタ・シティー』など8冊。歌書に『渾身の花  稲葉京子ノート』、『都市詠の百年  街川の向こう』、『幸福でも、不幸でも、家族は家族。』『片山廣子  思ひいづれば胸もゆるかな』など。

 

 

 


●選考委員●

藤原龍一郎

今井恵子

生沼義朗

大西久美子

大森悦子

古谷智子  歌集

『ベイビーズ・ブレス

(ながらみ書房





第28回

日本歌人クラブ新人賞


 

【受賞者略歴】

2015(平成27)年、「心の花」入会。2018(平成30)年、第29回歌壇賞次席。2019(令和元)年、第2回群黎賞受賞。 

 

『工場』は著者の第一歌集。

 

 

 

 

 


●選考委員●

藤原龍一郎

桜井京子

鈴木英子

森本  平

奥村知世  歌集

『工場』

(書肆侃侃房






第20回

日本歌人クラブ評論賞


 【受賞者略歴】

1950(昭和25)年福岡県行橋市生まれ。九州大学卒。「八雁」主宰。

 

1979(昭和54)年、「紫木蓮まで」30首で第22回短歌研究新人賞。1981(昭和56)年、歌集『紫木蓮まで・風舌』で第7回現代歌人集会賞。1984(昭和59)年、歌集『天の鴉片』で第28回現代歌人協会賞および熊日文学賞。2003(平成15)年「巌のちから」30首で第39回短歌研究賞。

 

歌集に歌集『白微光』、『宇宙舞踏』、『黄鳥』など6冊。歌書に『イシュタルの林檎』、『折口信夫の女歌論』、『短歌のジェンダー』、『方代を読む』など多数。共著に『20世紀のベストセラーを読み解く』、『扉を開く女たち』ほか。

阿木津  英  

アララギの釋迢空

(砂子屋書房)



●選考委員●

藤原龍一郎

上條雅通

高山邦男

結城千賀子